スキップしてメイン コンテンツに移動
日毎の糧 10月12日
使徒言行録22:22-23:11より

 パウロの話をここまで聞いた人々は、声を張り上げて言った。「こんな男は、地上から除いてしまえ。生かしてはおけない」彼らがわめき立てて上着を投げつけ、砂埃を空中にまき散らすほどだったので、千人隊長はパウロを兵営の中に入れるように命じ、・・
 翌日、千人隊長は、なぜパウロがユダヤ人から訴えられているのか、確かなことを知りたいと思い、最高法院を招集し・・
・・・こうして論争が激しくなったので、千人隊長は、パウロが彼らに引き裂かれてしまうのではないかと心配し、兵士たちに、人々の中からパウロを力づくで助け出し、兵営に連れて行くように命じた。

千人隊長の許可を得て設定された弁明の場所で、人々がわめく言葉はあまりに辛辣だ。『地上から除き、生かしてはおけない』とは、日常を超越した、魂の悲鳴だ。異邦人の千人隊長はその異変に気づき、真相を知りたい!と思った。
いつしか、千人隊長はパウロを保護する者へと変わっている。

その夜、主はパウロのそばに立って「勇気を出せ」と言われる。わたしたちが、勇気など持てるはずもなく萎える状況で、パウロは、ローマ兵の支えを得て、サイコロが既に転がり始めた道を走り出して行く。

人生は主の導きを覚えつつ、身を委ねて行くことのようだ。

勇気を出せ❣️