日毎の糧 10月17日
使徒言行録25:13-
・・フェストゥスは言った「わたしがエルサレムに行ったときに、祭司長やユダヤ人の長老たちがこの男を訴え出て、有罪の判決を下すように要求したのです。わたしは彼らに答えました。『被告が告発されたことについて、原告の面前で弁明する機会も与えられず、引き渡されるのはローマ人の慣習ではない』と。それで、彼らが当地(カイサリア)へ来ましたから、わたしはすぐに裁判の席に着き、その男を出廷させました。告発者たちは立ち上がりましたが、彼について、罪状は何一つ指摘できませんでした。パウロと言い争っている問題は、彼ら自身の宗教に関することと、死んでしまったイエスとかいう者のことです。このイエスが生きていると、パウロは出張しているのです。・・・
パウロを裁くことになったローマ総督フェストゥスの発言です。この後、パウロはローマ皇帝の裁判に上訴することなります。しかし、パウロが告発されたことは、誰にも裁くことが難しいのです。合理性を重んじる法治国家ローマにも。
パウロは、この世の法に則って、世界の中心へと進んでゆきます
彼は、世界の中心で、愛を叫ぶはずです。歴史に名を知られることになる伝道者パウロは、このようにしてローマへと運ばれて行きます。
今週もパウロの旅に思いを馳せつつ、わたし自身の人生を尊く受け止めて行きたく思います。稔豊かな日々をお過ごしください。
使徒言行録25:13-
・・フェストゥスは言った「わたしがエルサレムに行ったときに、祭司長やユダヤ人の長老たちがこの男を訴え出て、有罪の判決を下すように要求したのです。わたしは彼らに答えました。『被告が告発されたことについて、原告の面前で弁明する機会も与えられず、引き渡されるのはローマ人の慣習ではない』と。それで、彼らが当地(カイサリア)へ来ましたから、わたしはすぐに裁判の席に着き、その男を出廷させました。告発者たちは立ち上がりましたが、彼について、罪状は何一つ指摘できませんでした。パウロと言い争っている問題は、彼ら自身の宗教に関することと、死んでしまったイエスとかいう者のことです。このイエスが生きていると、パウロは出張しているのです。・・・
パウロを裁くことになったローマ総督フェストゥスの発言です。この後、パウロはローマ皇帝の裁判に上訴することなります。しかし、パウロが告発されたことは、誰にも裁くことが難しいのです。合理性を重んじる法治国家ローマにも。
パウロは、この世の法に則って、世界の中心へと進んでゆきます
彼は、世界の中心で、愛を叫ぶはずです。歴史に名を知られることになる伝道者パウロは、このようにしてローマへと運ばれて行きます。
今週もパウロの旅に思いを馳せつつ、わたし自身の人生を尊く受け止めて行きたく思います。稔豊かな日々をお過ごしください。