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3月13日(月) 日毎の糧

サムエル記下11:1-17より

王たちが出陣する時期になった。ダビデはイスラエルの全軍を送り出した。しかしダビデ自身はエルサレムにとどまっていた。
 ある日の夕暮れ、ダビデは午睡から起きて、王宮の屋上を散歩していた。彼は屋上から、一人の女が水を浴びているのを目に留めた。女は大層美しかった。それはエリアムの娘バト・シェバで、ヘト人ウリヤの妻であった。ダビデは彼女を召し入れ、床を共にした。女は家に帰ったが、子を宿したので、ダビデに使いを送り知らせた。
 ダビデはヨアブに、ウリヤを送り返すように命令を出し・・・ウリヤに言った。「家に帰って足を洗うが良い」
 しかしウリヤは王宮で家臣と共に眠り、家に帰らなかった。・・・

 聖書があからさまに語るダビデ王の罪の経緯。忠実な兵士らによって、ダビデの王国は磐石な時代を迎えている。
王一人が、自らの罪の後始末のために、画策し、より酷い罪を重ねていく。
人間の罪と向き合って、歴史を語る、聖書はそこが深い魅力だとわたしは思います。

主イエスの受難は、ユダ一人が裏切ったのではなく、ユダは、私たち人間の罪の代表なのだと思います。
今週はマタイ受難曲を聴こうと思います。
良い日々をお過ごしください。