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日毎の糧3月17日

サムエル記下15:1-16より

その後、アブサロムは戦車と馬、並びに50人の護衛兵を自分のために整えた。・・・王に裁定を求めてくる者を誰彼なく呼び止めてこう言った。「いいか。お前の訴えは正しいし、弁護できる。だがあの王の下では聞いてくれる者はいない」こうも言った。「わたしがこの地の裁き人であれば、争い事や申し立てのある者を皆、正当に裁いてやれるのに」また、彼に近づいて来る者があれば、手を差し伸べて彼を抱き、口づけした。アブサロムはこのように振る舞い、イスラエルの人々の心を盗み取った。
 アブサロムは全部族に密使を送り「アブサロムが王となった」と言うように命じた。・・・
ダビデは家臣全員に言った。「直ちに逃れよう。アブサロムを避けられなくなってはいけない。我々が逃れなければ、この都を剣にかけるだろう」王の家臣たちは言った。「主君、王よ、僕たちは全てご判断の通りにいたします」

ダビデの子供たちはすでに成長し、後継争いも始まっている。ダビデ王は、エルサレムから逃げることで、危機を脱する。
 人心を盗み取る息子。この父は、息子に強く振る舞わない。それ故に王は、イスラエルを放浪する王となる 家臣たちはその王の判断に従って行く。
 王座に座り続けることの少ないダビデ!しかし彼は油注がれた王である。ダビデの新たな受難が始まる。
受難節、良き週末をお過ごしください。