日毎の糧　4月27日(木)

列王記上12:1-19より

三日目に来るようにとの王の言葉に従って、ヤロブアムと民はレハブアムのところに来た。王は彼らに厳しい回答を与えた。王は長老たちの勧めを捨て、若者たちの勧めに従って言った。「父がお前たちに重い軛を負わせたのだから、わたしは更にそれを重くする。・・・」王は民の願いを聞き入れなかった。こうなったのは主の計らいによる。主はかつてシロのアヒヤを通してネバトの子ヤロブアムに告げられた御言葉をこうして実現された。

ソロモン王の汚点の結果が息子レハブアムの時代になって実現します。王国は北と南に分断します。
北イスラエルはヤロブアムが10の部族を治め、過酷な労役を要求するソロモンの息子から離れて行きます。神の契約と掟を守ってイスラエルを建てあげるように！
南のユダは、エルサレム神殿に仕える小国としてダビデの血統を繋ぎます。
　ダビデ、ソロモンの大国の繁栄は、歴史の中の一瞬の煌めく神の奇跡だったのでしょう。
　二つの王国は、西アジアの大国の中で戦ったり、関係を築いたり、翻弄されて行きます。
　一国の力ではままならない大きな歴史の流れがあります。
　人生の選択が、わたしたちにも、いつも、問われているようです。
良き日々をお過ごしください。