日毎の糧　5月20日(土)

列王記下　10:18-28より

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このようにして、イエフはイスラエルからバアルを滅ぼし去った。

　バアル信仰に傾いたアハブ王朝を覆したイエフ王朝が、この後、四代続くことになります。
　旧約聖書の中で理解し難いところです。何故、敵を滅ぼし尽くすのか？

　わたしはこのように解釈しています。
イスラエルは神の民として地上に存在する意味と使命を預かった民。その神の民の内側が揺らぐとき、それはちょうど一人の人の内で分裂が起き、苦しめられ病んでいること。
　わたしたちは、自分の中の滅ぼし尽くすべきことを、誰しも知っているのではないでしょうか。自らと向き合う辛い作業ですが、中途半端な妥協は、解決には至らないのです。変化に対する厳しさが、新たに、自分の残りの人生の自覚を促します。
あなたが生まれて来た意味は何か？これからの人生が磨かれ、研ぎ澄まされていくはずです。

良き人生を！