日毎の糧　6月27日(火)

エゼキエル書28:1-10より

・・「人の子よ、ティルスの君主に向かって言なさい。主なる神はこう言われる。お前の心は高慢になり、言った。『わたしは神だ。神々の住みかに住まう』と。しかし、お前は人であって神ではない。ただ、自分の心が神の心のようだ、と思い込んでいるだけだ。・・お前は知恵と悟りによって富を積み、金銀を宝庫に蓄えた。・・お前の心は富のゆえに高慢になった。
　それゆえ、主なる神はこう言われる。お前は自分の心が神の心のようだと思い込んでいる・・

　豊かさと文化を極めた都市ティルス。平和を享受し、交易と交流が盛んに行われていたに違いないのに、幸せが高慢と隣り合わせています。

　如何に文化が向上し、福祉が行き渡り、理想を実現しようとも、忘れてはならない一事があります
お前は人であって神ではない。

それでいい。わたしたちは、神でなくて、良い🙆のです。

しかし、その岐路で立ち止まることは、難しい課題なのでしょう。幸せを感謝する者でありたいと願います。