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日毎の糧 10月25日(水)
雅歌2章3章より

おとめたちの中にいるわたしの恋人は
茨の中に咲きいでたゆりの花。
若者たちの中にいるわたしの恋しい人は
森の中に立つりんごの木。
わたしはその木陰を慕って座り
甘い実を口にふくみました。
・・・
恋しい人は言います。
「恋人よ、美しい人よ
   さあ、立って出ておいで。
ごらん、冬は去り、雨の季節は終わった。
花は咲き出で、小鳥の歌う時が来た。・・・(2:12)
・・・

聖書正典に位置を占める、乙女と若者の愛の歌が、雅歌です。
神は、人と人の愛を喜び支えます。
おとめがおおらかに愛を語りかけるのは、まるで現代の恋愛を凌駕して、王の後宮にいたエステルを遥かに凌ぐ、自立した恋人たちです。

信仰は、人間性を解放するバランス感覚を、失いません。

愛は死のように強く
熱情は陰府のように酷い。
火花を散らして燃える炎。
大水も愛を消すことはできない
洪水もそれを押し流すことはできない。
愛を支配しようと
財宝を差し出す人があれば
その人は必ずさげすまされる。
          (8:6・7)
今週は雅歌を読んでみます!