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 日毎の糧 11月28(火)


ローマの信徒への手紙11章25-36節より

福音について言えば、イスラエル人はあなたがたのために神に敵対していますが、神の選びについて言えば、先祖たちのお陰で神に愛されています。神の賜物と招きとは取り消されないものなのです。あなたがたは、かつては神に不従順でしたが、今は彼らの不従順によって憐れみを受けています。それと同じように、彼らも、今は彼らも、今はあなたがたが受けた憐れみによって不従順になっていますが、それは、彼ら自身も今憐れみを受けるためなのです。神はすべての人を不従順の状態に閉じ込められましたが、それは、すべての人を憐れむためだったのです。

憐れみの感受する感性は、わたしたちに働き難いのだと思います。気づかないで通り過ごすこともある。プライドが傷つくこともある。だから拒絶することもある。

憐れみは、すべての人を憐れむために、神が備えておられるものです。わたしたちの鈍い感性を、開くために、神は、すべての人をそのままに不従順の状態に閉じ込められます。究め難い不思議です。
 ああ、神の富と知恵と知識の深さです。