日毎の糧 12月2日(土)
ローマの信徒への手紙13章8-14節
互いに愛し合うことのほかは、だれにたいしても借りがあってはなりません。人を愛する者は、律法を全うするのです。「姦淫するな、殺すな、盗むな、むさぼるな」、そのほかどんあ掟があっても、「隣人を自分のように愛しなさい」という言葉に要約されます。愛は隣人に悪を行いません。だから、愛は律法を全うするのです。
旧約聖書の律法は、分量が多くて難しそうだと、教会に通い始めたころ感じていました。でも、パウロさんもイエス様も、優しく短く律法をまとめて教えてくださいます。
「愛は隣人に悪を行いません。だから律法を全うするのです。」たくさんある律法が、この一言にして全うされるのか、なんだか不思議です。
でも、私たちの社会生活では本当に気づかないで、私たちは他の人に悪を行ってしまいます。自分の憂さを晴らしただけだと思っていたら、他の人を、打ちのめすほどに痛めつけていることがあります。わたしの不用意な一言が、他の人の命の真ん中から傷を負わせることがあります。その方の命の霊が痛んでいます。私たちの責任は大きいです。互いに愛し合うことのほかは、誰にも借りがあってはなりません。良い週末をお迎えください。クリスマスツリーに電飾が点灯されました。