日毎の糧 12月9日(土)
ルカによる福音書20章19-26
そこで機会をねらっていた彼らは、イエスの言葉じりをとらえ、総督の支配と権力にイエスを渡そうとした。「先生、ところで、わたしたちが皇帝に税金を納めるのは、律法に適っているでしょうか、適っていないでしょうか。」イエスは彼らのたくらみを見抜いて言われた。「デナリオン銀貨を見せなさい。そこには、だれの肖像と銘があるか」彼らが「皇帝のものです」と言うと、イエスは言われた。「それならば、皇帝のものは皇帝に、神のものは神に返しなさい。」
カエサルのものはカエサルに・・ わたしたちがよく知っている言葉たちです。人間の悪意ある企みを、覆して、誠実に生きる道をさし示してくださる言葉でもあります。
何故、人は悪意に頭を使うのか? 人間が知恵の果物に手を伸ばしてしまったからなのでしょう。 それならば、知恵ある者としてわたしたちは、謙遜と誠実を選び取れるはずです。 「神のものは神に返しなさい」!
主イエスが招いておられます。
良き週末をお過ごしください。