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 日毎の糧 1月25日(木)


ルカによる福音書9章10-17より

・・イエスは人々を迎え、神の国について語り、治療の必要な人々を癒やされた。日が傾きかけたので、十二人は御もとに来て言った。「群衆を解散し、周りの村や里に行って宿をとり、食料を調達するようにさせてください。私たちはこんな寂しい所にいるのです」しかしイエスは言われた。「あなたがたの手で食べ物をあげなさい」

 五つのパンと二匹の魚を、五千人でいただく場面です。
主イエスは、弟子たち十二人に,、解散するのではなく、宣教は、一つ共同体体験であると、お伝えになったと思います。十二人には自分たちだけでは不可能なことを、主の名によって集められ、一つになる時、イエス様の手からいただく食事が、弟子の奉仕を経て、すべてを満たす体験をしました。
「ここは寂しい所です…」と、早々に諦めて、孤立してはなりません。
 世界中に広がった教会も元々一つに集められ、解散してはならないと主がそこに、50人づつ座らせなさった多様なグループ、主によって一つとされている共同体です。いつも、共に生きる他者を覚えていたいと思います。これが聖餐式の始まりです。