日毎の糧 1月27日(土)
ルカによる福音書9章28-43
イエスはペトロ、ヨハネ、ヤコブを連れて、祈るために山に登られた。祈っておられるうちに、イエスの顔の様子が変わり、衣は白く光輝いた。・・・ペトロは、自分でも何を言っているか、わからなかったのである。雲が現れ、・・弟子たちは恐れた。すると、雲の中から「これは私の子、私の選んだ者。これに聞け」と言う声がした。この声がしたとき、イエスだけがそこにおられた。弟子たちは沈黙を守り、見たことを当時誰にも話さなかった。
山上の変貌の場面です。
主イエスが望んでおられることと、弟子たちが必死で分かろうとすることに、何としても隔たりがあるのです。
「・・いつまで私はあなたがたと共にいて、あなたがたに我慢しなければならないのか・・」と主イエスも呆れなさる程。そうなのです。私たちには、神のこと、世界の創造の本来のあり方、人と人が共に生きるということの本当のところが、分かっていないのです。戦争や争いがおこるのも、誤解や、共感が難しかったり、これが私たちの限界、私たちの時代の解決の仕方なのでしょうか?
神を解りたいと願います。
「これは私の子。私の選んだ者。これに聞け」と言う声を、お聞きしたいと思います。
どうぞ良い週末をお過ごしください。