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 2月12日(月)


コリントの信徒への手紙ニ
10章1-10節より


・・・私がそちらに行くときには、強気にならずに済むようにと願っています。私たちは肉において歩んでいますが、肉に従って戦っているわけではありません。私たちの戦いの武器は肉のものではなく、神から与えられた力であって、砦を破壊することさえできます。私たちは、さまざまな議論を破り、神の知識に逆らうあらゆる思惑をとりこにしてキリストに服従させ、また、あなたがたが十分に服従したとき、不従順な者をすべて罰する用意ができています。

パウロさんが、かつて訪ねて、生み出された教会への手紙です。
教会が、その地で、主に従って自立して行くことを願って、手紙に思いを託しています。今はそこに滞在することができないけれど、主にある一つの教会共同体の枝として、そちらの教会共同体は、健康ですか?とパウロさんが尋ねています。
 歯痒いのでしょう。教会共同体が、人間的な欲の集団になってしまう危険を、パウロは察知するからこそ、手紙を書かずにはおれないのです。

 私たちの暮らしも、現実の苦悩を抱えて苦しんでいますが、肉の欲との戦いの武器は、神から与えられる力です。
祈りと涙です。
戦いをあきらめないでください。苦悩の現実の見え方が、変わっていきます。
祝福された日々をお過ごしください。