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2月20日(火)
ガラテヤの信徒への手紙1章より きょうだいたち、どうか知っておいてほしい。私が告げ知らせた福音は人によるものではありません。なぜならこの私は、人から受けたのでも教えられたのでもなく、実にイエス・キリストの啓示を通して受けたからです。私がかつてユダヤ教徒としてどのように振る舞っていたかは、あなたがたが聞いている通りです。私は神の教会を徹底的に破壊し、迫害し、破壊しようとしていました。・・ユダヤ教に精進し、先祖の伝承に対しては極めて熱心でした。しかし、母の胎にいるときから私を選び分け、恵みによって召し出してくださった神が・・・ パウロさんは後発の伝道者です。ペトロやヤコブが一代目の使徒なら、十字架の後にユダが抜けた12番目の使徒ととしてパウロが加わります。ペトロのように、直に主イエスの暮らしに触れていないからこそ、パウロの宣教の初めは実に困難でした。だからこそ、人々からでもなく、人を通してでもなく、イエス・キリストと、この方を復活させた父なる神とによって使徒とされた自覚に、彼は自らのアイデンティティを置きます。パウロさんは、神様の創造の御業に、目をくぎづけらるのです 最強の迫害者から神は、史上最大の伝道者を生み出されます。神の神秘です。今週はガラテヤ書です。