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 2月29日(水)


マルコによる福音書10章1-12より

・・・人々が近寄って来て「夫が妻を離縁することは許されているでしょうか」と尋ねた。・・・イエスは「モーセはあなたがたに何と命じたか」と問い返された。「モーセは離縁状を書いて離縁することを許しました」と言った。イエスは言われた。「あなたがたの心がかたくななので、モーセはこのような戒めを書いたのだ。しかし、天地創造の初めから、神は男と女とにお造りになった。こういうわけで、人は父母を離れて妻と結ばれ、二人は一体となる。だから、もはや二人ではなく、一体である。
 従って、神が結び合わせてくださったものを、人は離してはならない。」


 十字架を目指して進んで行かれる主イエスは、人の罪ということを教えられます。
 どうして、夫婦が新鮮な喜びと尊敬を維持することが難しいのか。他の人とやり直したいと願うのか。
一番近い関係を愛することが、最高に試練を味わうものです。人が自らの罪と向き合う場です。
もはや二人、ではなく、一体です。
一体の罪を、どのように乗り越えてゆくのか、それがその夫婦の、課題です。

 だから、その課題と取り組み続けるためにも、
結び合わせくださったものを、神も、離してはならないと、
わたしは願います。